光回線を申し込んだあと、実際に使えるようになるまでには工事が必要です。この待ち時間そのものは短くできません。減らせるのは「ネットが使えない期間」と「二重に払う期間」のほうです。
この記事では、申し込んだ直後に何をするか、今の回線をいつ解約するか、空白ができたときに何で埋めるかを順番に整理します。
まず工事日を確定させる。話はそこから
申し込んだ時点では、まだ工事日は決まっていません。事業者から連絡が来て日程を調整し、そこで初めて「いつ使えるようになるか」が確定します。
この確定前に今の回線を解約してはいけません。工事日が想定より先になった場合、その差がそのまま「ネットのない期間」になります。
やることは3つだけです。
- 申し込み後の連絡に早く反応して、工事日を確定させる
- 確定した工事日を基準に、今の回線の解約日を決める
- その2つの日付の間に空白が出るかどうかを確認する
引越しが決まってすぐ申し込んだんですけど、工事日がまだ決まっていません。今の回線は解約していいですか?
まだです。工事日が確定してからにしてください。店頭でも「もう解約しちゃいました」というご相談が本当に多くて、そこから工事日を聞いたら3週間先だった、という展開が何度もありました。解約は取り消せないので、順番だけは間違えないでほしいところです。
今の回線はいつ解約するか
解約日の決め方は、優先したいものによって変わります。
| 解約日の決め方 | 起きること | 向いている人 |
|---|---|---|
| 新回線の開通後に解約する | 重なった期間は両方に料金がかかる。ただしネットは途切れない | 在宅勤務・オンライン授業など、切れると困る人 |
| 開通日に合わせて解約する | うまくいけば無駄がない。工事が延びると空白ができる | 多少切れても支障がない人 |
| 先に解約してしまう | 確実に空白ができる。埋める手段が別途必要 | 引越しなどで今の住所を離れる人(選ばざるを得ない場合) |
ここで判断材料になるのが、解約の締め日と、日割りがあるかどうかです。これは契約中のサービスによって扱いが違うので、解約日を決める前に契約中の事業者へ確認してください。月末締めで日割りがない場合、数日ずらすだけで1ヶ月分変わることがあります。
空白ができるなら、何で埋めるか
空白が避けられない場合、埋め方は3つです。
| 手段 | 向いている状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| スマホのテザリング | 空白が短い/使うのがスマホとノートPC中心 | データ容量を一気に使う。動画やアップデートで足が出やすい |
| 短期レンタルのモバイルルーター | 空白が数日〜数週間とはっきりしている | 返却が要る。延長すると割高になりやすい |
| ホームルーターを契約する | そもそも工事ができるか怪しい/空白が読めない | 契約なので、光が開通したあとどうするかを先に決めておく |
3つ目は「つなぎ」で終わらないことがあります。工事の可否がはっきりしない物件なら、最初からホームルーターに寄せたほうが早いケースもあるからです。コンセントに挿すだけで使えるので、工事日を待つ必要がありません。
テザリングでしのごうと思っていたんですが、やめたほうがいいですか?
期間の見通しが立っているなら、テザリングで十分なこともあります。問題は「いつ開通するか分からないまま」使い続けることです。気づいたときには通信制限がかかって、結局あわてて別の手段を探すことになります。工事日が確定していないうちは、テザリング前提で計画を立てないでください。
やってはいけない順番
相談を受けていて、いちばん取り返しがつかないのがこの順番です。
- 新しい回線を申し込む
- その勢いで今の回線を解約する
- あとから工事日を知らされる
- 思ったより先で、ネットのない期間が発生する
解約は基本的に取り消せません。①のあとは②ではなく、工事日の確定が先です。この1点だけ守れば、あとは調整で何とかなります。
そもそも光回線を選ぶ前なら
まだ申し込み先を決めていない段階なら、開通までの段取りと同じくらい、スマホとのセット割とキャッシュバックの受け取り条件を確認しておいてください。あとから変えられない部分だからです。
当サイトが確認した窓口では、SoftBank光は10ギガの新規契約で最大50,000円、1ギガ・光+2.5ギガの新規契約で最大35,000円のキャッシュバックが申請不要で、課金開始月の翌月末に指定口座へ振り込まれます(2026年9月8日時点)。申請が要るタイプだと、開通後の慌ただしい時期に手続きを忘れて受け取れないことがあるので、この違いは地味に効きます。
著者の現場経験からひとこと
家電量販店で通信サービスの提案を9年担当してきましたが、開通までのトラブルはほぼ全部「順番」で説明がつきます。工事日を確定させる前に動いた人が困り、確定させてから動いた人は困っていません。
特に引越しシーズンは工事の予約が埋まりやすく、思った日に入らないことがあります。引越しが決まった時点で回線の手続きを最優先にしてください。家具や家電はあとから買えますが、工事日は早い者順です。
よくある質問(FAQ)
Q:開通まで何日くらいかかりますか?
A:物件の状況・工事の混み具合・事業者によって変わるため、一律の日数はありません。申し込み後に事業者から日程調整の連絡が来るので、そこで確定した日を基準に計画してください。
Q:工事日を早めることはできますか?
A:空き状況次第です。確実なのは申し込み後の連絡にすぐ反応することで、調整が遅れるほど選べる日が減ります。
Q:二重に払う期間は避けられませんか?
A:新回線の開通後に旧回線を解約すれば、重なる分は発生します。逆に空白を避けたいならこれが安全策です。「数日分の重複」と「数日間ネットが使えない」のどちらを取るかの選択だと考えてください。
Q:解約の締め日はいつですか?
A:契約中のサービスによって異なり、日割りの有無も違います。解約日を決める前に必ず契約中の事業者へ確認してください。月末締めで日割りがない場合、数日の違いで1ヶ月分変わることがあります。
Q:工事ができない物件かもしれません。
A:その可能性があるなら、光回線の工事日を待つより先に工事不要の選択肢を検討したほうが早いことがあります。建物の状況は管理会社や事業者に確認できます。
まとめ
光回線の申し込みから開通までで、自分でコントロールできるのは順番だけです。
①工事日を確定させる → ②それを基準に解約日を決める → ③空白が出るなら埋める手段を選ぶ。この順番を守れば、ネットのない期間も二重払いも最小限に抑えられます。
逆に、申し込んだ勢いで先に解約するのだけは避けてください。解約は取り消せませんが、工事日の調整はまだ効きます。
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※本記事はPRを含みます。掲載情報は2026年9月8日時点のものです。工事日程・解約条件・キャンペーンは契約先や物件によって異なるため、手続きの前に各社の公式サイトまたはサポートでご確認ください。



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