※この記事は2026年9月13日時点で各社の公式サイトに掲載されている内容をもとにしています。手数料や受付時間は変わることがあるので、手続きの前に各社の案内もご確認ください。
iPhone 18 Pro・iPhone 18 Pro Max と iPhone Duo は、SIMカードを挿す場所がありません。Appleの仕様ページに「物理的なSIMカードには非対応」と書かれていて、使えるのはeSIMだけです(iPhone 18 Pro の仕様/iPhone Duo の仕様)。
いまSIMカードで使っている人は「どうやって新しいiPhoneに回線を移すのか」「お金はかかるのか」が気になるところだと思います。答えはどこで買うかといまの携帯会社で決まります。順番に整理します。
結論:買う場所で手順が3つに分かれる
先に全体像です。SIMカードのままでも、新しいiPhoneは使えるようになります。変わるのは、eSIMにする手続きを「どこで・いつ」やるかだけです。
| 買う場所 | eSIMにするタイミング | 気をつけること |
|---|---|---|
| いまの携帯会社のオンラインショップで機種変更 | 申し込みのときにSIMの種類で「eSIM」を選ぶ | ドコモ・ahamoは、購入時にeSIMを選べばSIMカードからの変更も同時に済むと案内しています |
| Apple Store などでSIMフリー版を買う | 届いたあとに「eSIMクイック転送」か、携帯会社のサイトでeSIMを発行 | 古いiPhoneが手元で動いていることが前提。格安SIMは使えない会社があります |
| Apple Store で携帯会社を選んで買う | 届いたあとに設定 | ahamoは、この買い方ではeSIMクイック転送を使えないと案内しています |
ahamoは「iPhone 17シリーズを買う予定だが、先にeSIMへ変えておくべきか」という質問に、事前に変更する必要はないと答えています(ahamo よくあるご質問)。iPhone 18シリーズでも考え方は同じで、買う場所に合わせて届いたときに手続きすれば間に合います。
eSIMにすると、電話番号が変わったりしませんか?LINEとかも心配で…
電話番号はそのままです。SIMの「形」が変わるだけで、回線そのものは同じなんですよ。LINEやアプリのデータは、SIMとは別にiPhoneのデータ移行で引き継ぎます。
SIMフリー版を買った人は「eSIMクイック転送」が早い
Apple Store などでSIMフリー版を買った場合、いちばん手間が少ないのがeSIMクイック転送です。新しいiPhoneの初期設定の途中で、古いiPhoneに入っているSIMカードの回線を、新しいiPhoneのeSIMとして移せます。
携帯会社の窓口に行かず、iPhoneの操作だけで終わるのが特徴です。ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOは「いま使っているSIMカードを新しいiPhoneのeSIMに変更できる」と案内していて、楽天モバイルも「SIMカードはeSIMに変換された上で移行します」と書いています。
使う前にそろえておく条件
- 古いiPhoneと新しいiPhoneの両方をアップデートしておく。必要なiOSは会社で違い、ドコモはiOS 16.4以上、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOはiOS 17以降、楽天モバイルはiOS 16.0以上です
- 古いiPhoneが手元にあり、いまのSIMで通信できている
- 受付時間内に手続きする(ワイモバイルとLINEMOは0:30〜23:30、ドコモは終日)
やり方(Appleの案内)
- 新しいiPhoneをWi-Fiにつなぐ(eSIMの設定にはインターネット接続が必要です)
- 初期設定の途中で案内が出ればそれに従います。設定を済ませたあとなら「設定」>「モバイル通信」>「モバイル通信を設定」または「eSIMを追加」
- 「近くのiPhoneから転送」をタップするか、移したい電話番号を選ぶ
- 古いiPhoneに確認の画面が出るので、手順に従って転送を確認する
番号が新しいiPhoneに移ると、古いiPhoneではその番号が使えなくなります(Apple:iPhoneでモバイル通信サービスを設定する)。今までAndroidを使っていた人はこの方法が使えないので、携帯会社に手続きを確認してください。
クイック転送が使えないとき
古いiPhoneが壊れている、格安SIMでクイック転送に対応していない、といった場合は、携帯会社のサイトやアプリでeSIMを発行する手続きになります。ここで手数料の差が出ます。下の表で確認してください。
会社別:SIMカードからeSIMに変えるときの手数料と受付時間
各社の公式サイトに書かれている内容だけをまとめました。「—」は公式の案内から確認できなかった項目です。
| 会社 | eSIMクイック転送 | サイト・アプリで変更するとき | 店頭で変更するとき |
|---|---|---|---|
| ドコモ | 対応。申し込み不要・受付は終日 | 使えない場合はドコモオンラインショップでeSIMを発行 | 4,950円が必要になる場合あり |
| ahamo | 対応 | ahamoサイトの「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」。キャンペーン中のため無料 | — |
| au・UQ mobile | eSIM同士の転送は0:05〜23:55。SIMカードからは別の切替手順 | Web手続きは当面無料 | 4,950円 |
| povo | iPhone同士の機種変更なら利用可 | povo2.0アプリでeSIMへ変更。通常440円が当面無料 | — |
| ソフトバンク | 対応(iOS 17以降) | 端末購入を伴わない機種変更をウェブで行う場合、eSIMは無料(SIMカードは1,100円) | — |
| ワイモバイル | 対応(iOS 17以降・0:30〜23:30) | ソフトバンクと同じく、ウェブの持ち込み機種変更はeSIMなら無料 | — |
| LINEMO | 対応(iOS 17以降・0:30〜23:30) | ウェブでの機種変更手続きは受け付けていない(ソフトバンクの案内) | — |
| 楽天モバイル | 対応(iOS 16.0以上・iPhone 11以降) | my 楽天モバイルでeSIMへ交換。無料。完了まで2時間前後 | — |
| IIJmio | 非対応 | 手続き手数料2,200円+eSIMの発行手数料(タイプD・Aは433.4円、タイプIは220円) | — |
ahamo・au・UQ mobile・povo・ソフトバンク・ワイモバイル・楽天モバイルは、自分でオンライン手続きをすれば無料と案内しています。お金がかかりやすいのは、店頭で頼む場合と、クイック転送に対応していない格安SIMです。
ahamo・au・UQ mobile・povoの「無料」は、各社が「キャンペーン中」「当面」と書いている期間限定の扱いです。手続きする日にもう一度確認してください。
手続きの前に確認したい4つのこと
1. 新しいiPhoneがつながるまで、古いiPhoneを初期化しない
いちばん大事なのがここです。eSIMへの移行が終わる前に古いiPhoneを初期化したり、下取りに出したりすると、戻る手段がなくなります。楽天モバイルも「データおよびSIMの移行が完了するまで、eSIMのプロファイルを削除しない」よう注意しています。
量販店で機種変更を案内してきた立場から見ても、手続きの途中で困りやすいのは「もう使わないから」と古い端末を先に片付けてしまう場面です。SMSの認証コードが受け取れず、ほかのアプリの引き継ぎまで止まることがあります。新しいiPhoneで電話とSMSが使えることを確かめてから、古いiPhoneを片付けてください。
2. 変更したSIMカードは使えなくなる
ドコモは「ドコモUIMカードからeSIMへ変更後、今までご利用されていたドコモUIMカードは無効となります」と案内しています。移したあとに古いSIMカードを別のスマホに挿しても、つながりません。
3. 2回線使っている人は、両方の移し方を確認する
iPhone 18 ProとiPhone Duoは、eSIMを2つ同時に使えます。ただし、それぞれの回線を移す手続きは別です。仕事用と私用、メインとサブの2回線がある人は、会社ごとに上の表を確認しておくと当日慌てません。
4. 格安SIMは「クイック転送できるか」を先に見る
IIJmioのように、eSIMクイック転送に対応していない格安SIMもあります。その場合は手数料がかかり、手続きの間は新しいiPhoneで通信できない時間ができます。届いてから調べるより、予約した時点で確認しておくほうが安心です。
お店でやってもらったほうが安心な気もするんですけど…
もちろん店頭でもできます。ただドコモやauは4,950円かかることがあって、オンラインなら無料と案内している会社が多いです。古いiPhoneが動いていて、上の条件がそろっているなら、自分でやっても難しくないですよ。不安なのは「初期化のタイミング」くらいです。
まだどこで買うか決めていない人へ
ここまでは「回線をどう移すか」の話でした。iPhone 18 Proを、Apple・ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのどこで買うと安いかは、2年で返すか長く使うかで答えが変わります。金額の比較は別の記事にまとめています。
また、他社へ乗り換えるついでにiPhoneを買う人は、申し込みの段階でeSIMとSIMカードのどちらを選ぶかで、使い始められる時間が変わります。
あわせて読みたい
よくある質問(FAQ)
Q. 予約したあと、発売日までに先にeSIMへ変えておくべきですか?
必須ではありません。ahamoは事前の変更は不要で、買う場所に合わせて届いてから手続きすればよいと案内しています。届いてからまとめて手続きするほうが、手順は少なく済みます。
Q. eSIMに変えると料金プランは変わりますか?
SIMの種類を変えるだけで、電話番号は変わりません。ただしauは、回線の種類(4G・5Gなど)が変わる場合に料金プランの変更が必要になることがあると案内しています。au・UQ mobileの人は、手続きの画面で表示される内容を確認してください。
Q. 新しいiPhoneがうまくつながらないときは?
まず古いiPhoneを初期化していないか確認し、各社のサポートへ連絡してください。ahamoは「クイック転送のあと通信できなくなった場合」の案内をよくある質問に載せています。受付時間外だと手続きが進まない会社もあるので、夜遅くや早朝は避けるのが無難です。
Q. 古いiPhoneをSIMカードに戻して使えますか?
一度eSIMへ移すと、元のSIMカードは使えなくなります(ドコモの案内)。古いiPhoneを予備に使いたい場合は、改めてSIMカードの発行が必要になり、会社によって手数料がかかります。
まとめ
iPhone 18 ProとiPhone DuoはSIMカードに対応していないので、いまSIMカードの人はeSIMへの変更が必要です。キャリアのオンラインショップで買うなら申し込み時にeSIMを選ぶ、SIMフリー版なら届いてからクイック転送が基本です。オンライン手続きなら無料と案内している会社が多い一方、店頭や一部の格安SIMでは手数料がかかります。そして、新しいiPhoneがつながるまで古いiPhoneは初期化しない。これだけ守れば、当日慌てずに済みます。



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